紹介者 國井久加
静岡県裾野市の山間にたたずむ築四十年の古民家。
豊かな自然に囲まれたそこは「蕎仙坊」という蕎麦屋さん。
暖簾をくぐると、囲炉裏があって温かな店内。店員さんもとても気さくでおもてなしの心が伝わってきます。
今回頼んだのは天ぷら付き三色せいろと鴨揚げうどん、富士のせせらぎという甘味です。
三色せいろは細打ちそば・太打ちの田舎そば・けしの実が練りこまれたさらしなそばの三種類となっています。どれもコシがあっての蕎麦の味がしっかりしています。天ぷらもカラッと揚がっていてサクサクで美味しいです。
鴨揚げうどんは程よい歯ごたえの鴨肉、ネギ、キノコ、ナスが入った具沢山の温かい汁に細めの冷たいうどんをつけて食べます。うどんものどごしがよく、うまみたっぷりの汁に絡んで美味しいです。そばもうどんもどちらも最高です!
最後に頼んだのは富士のせせらぎです。寒天の上に小豆やきなこ、そばの実がのっている和風なデザートです。自家製の寒天は何とも言えない食感で上の小豆やきなことよく合います。そばの実もいいアクセントになっていて思ったよりもさっぱりした味でした。やはり甘いものは別腹ですね。
今回紹介した蕎仙坊さんはドライブしながら立ち寄れるお店です。休日すぐに満席となってしまいます。売り切れ次第閉店となってしまうので、気になる方は早めに足を運んでみてくださいね。
さて、次のバトンは、三堀智広先生です。よろしくお願いします。