『和房鉄板　榛』

いちょう薬局　渡邊千括

皆さま、いかがお過ごしですか？コロナ禍で外食する機会もすっかり減ってしまいましたが、薬局に新しい従業員さんを迎えるにあたり歓迎会を行いたいと思い、色々と調べて感染症対策をしっかりと行っている事を確認した上で楽しんできましたのでご紹介します。今年8月にオープンしたばかりの新しいお店「和房鉄板榛（はしばみ）」は小田原のおしゃれ横丁にあります。以前は「ぐいのみオハシ」があった場所で、その昔は「居酒屋庄や」だったと言えば分かる方も多いでしょうか。

入口には自動噴霧型の手指消毒用アルコールが置かれ、マスクを入れる袋も用意されていて感染対策はしっかり取られています。また、個室スタイルなので不特定の方と接触するリスクは低いので、安心して楽しむ事ができました。

実はこちらのお店、私が密かに拝読している某医師・歯科医師・介護関係の方々で結成されている美味しんぼカルテットのSNSに投稿されていたお店で、味覚が研ぎ澄まされた方たちのお墨付きとなれば間違いありませんよね。

さて、そのお料理ですが、噂どおり、いやそれ以上の美味しさでした。お座付きにこだわりがあり、先付とお椀にあたる一汁賛彩の創作膳で日本料理のおもてなしの心に癒されます。程よいタイミングで運ばれてくる料理はどれもお皿の中に季節を感じる職人さんの丁寧な技が光り、味はもちろん、見た目も楽しむ事ができました。今回は個室で懐石コースを頂きましたが、和房鉄板の名前通り、カウンターでは目の前の鉄板で焼き上げる妙技を見ながら楽しめるようです。また、お得なランチメニューもあるので、コロナ禍でストレスが溜まった心をちょっと贅沢な時間でほぐしてみてはいかがでしょうか。五法、五味、五色、五適、五覚を駆使したお料理で口いっぱいに幸せを感じることができますよ！

次回は小田原の街を知り尽くした夏目善文先生にバトンを託したいと思います。

皆さまお楽しみに～～♪